【HGUC MS-06'ZAKUⅡ'】改修、【MS-06J ホワイトオーガ】ついに完成!
■改修箇所と作業工程
【頭部】アンテナ(角、自主制作)、モノアイ(自主制作)
【背部】ランドセル(自主制作)
【腕部】スパイクアーマー・上腕部の筋彫り追加
【腰部】スカート・フンドシ部・動力パイプ周りの形状変更、肉埋め等
【脚部】筋彫り追加・肉埋め等
【足部】裏、形状の大幅変更、筋彫り追加
【武装】予備弾倉(自主制作)、バズーカスコープ取付け部の形状変更、肉埋め等
【その他】マニュピレーター(手)は【1/144 MS HAND 02(ジオン系)】に交換
【武器持ち手】左右、【握り手】左右、【平手】左
カラーレシピは微妙に違っている所はありますが、基本的にはこんな感じです。
バズーカ用予備弾倉を作り忘れていたので、急遽制作しましたが、ことプラモに関しては「手抜き」が嫌だったので資料集めです。
MGホワイトオーガに付属していますが、「ん?アニメと違う」と思ったので、劇中に寄せてMGとは違う形状にしました。
一方にヒートホークの携帯金具を通して、もう一方を左スカート斜め後ろ位に引っ掛け、取り付けられるようにしています。
劇中では「3連ミサイルポット」を装着していないので、制作していません。
HGシリーズはサイズ感や、よく見ないと分からないモデラーごとの「こだわり」を出せるところが好きです。
MGや他のビッグサイズでも同じことは言えますが、私は知人などに頼まれない限り制作していません。
まぁ私の場合、単純に作るのが好きなんで、サイズは正直関係なく、無駄に「こだわり」が強いだけかも・・・。
次こそ【ズゴックE】を手掛けたいですが、どうなるかは未定です。
やっぱり「プラモ」は楽しい!
【HGUC ホワイトオーガ】其の7_ガンプラ改修後のお楽しみ
■写真撮り
構図を考えるのも楽しいですが【取説】は凄く良い教材だと思います。
なので「ガンプラ」も含む「プラモデル」の取説が好きです。
私は購入したプラモの【取説】をスキャナーで読み込んで保存しています。
今回の【MS-06'ZAKUⅡ'】の取説です。
「立ち姿」「目線」「アクション」などなど、写真撮りの良い勉強になります。
改修でも素組でも、プラモ制作をした後に【取説風写真撮り】を楽しむのが私の恒例行事です。
で、作るのがこれ!【取説もどき】です。
なんか良い感じでしょ?
やっぱり「プラモ」は楽しい!
【ホワイトオーガ】其の6_塗装、そして完成へ・・・
■塗装(エアー)
まず初めに、塗装風景は撮影していません。
だって他サイトの方が詳しく説明しているでしょ?
今回の塗装手順としては
1.サフ500 → サフ1200 → 超鋼スチール合金色(空想) → トップコート(塗面薄め) →
チッピング用下準備 → ホワイト → チッピング(塗装剥がし)
2.塗装剥がれの調整・汚れなどを追加、墨入れなどなど
3.トップコート(クリア80%、フラット20%)
ボディーや関節、武装によって若干順序や色使いは違いますが、大まかにはこういった感じです。
■チッピング・ウェザリング・ウォッシング(剥がし・ドライなど)
ホワイトオーガは、両軍に名を馳せる機体だけあって【傷だらけ】です。
でも傷付け(汚し)すぎると汚いだけになってしまいます。
なるべく【品の良い汚し】を心がけて【チッピング&ウェザリング】をしたいと思います。
劇中、機体のアップ画像を見ると、それはもう凄まじく【傷だらけ】です。
なので、参考にするのは「機体の2/3くらいが見える距離からでもわかる程度の目立つ傷」をベースに妄想を膨らませてみます。
「61式戦車を踏みつけるから足元は傷が深いかなぁ・・・」
「頭が傷だらけなら戦闘に支障あるよなぁ・・・」
「背面に致命的な傷はないはず!」
など「ブツブツ・・・」と妄想してみました。
もう少し調整しないといけませんが、こんな感じです。
【ウォッシング】は、砂漠を走り回ったであろう【足裏・足元】の砂汚れの為に行います。
湿り気の少ない砂漠で「泥汚れ」のように砂がこびり付くことは少ないですが、
油汚れや戦闘・移動などによく使う【足元】には砂が付着するはずです。
劇中のホワイトオーガも砂汚れは足元に集中していました。
■デカール貼り
一回目のデカール貼りは、頭の【トカゲ】の位置が若干違うようでした。
「左側頭部寄りにしないと・・・。」
気になりだしたら止まらないので貼り直しました。
トップコート → デカール平面化 → トップコート → 下手なのでまた平面化 → またトップコート
と、工程が増えましたが無事完了!
【画像】
乾いたら組み立てです。
やっぱり「プラモ」は楽しい!
【HGUC ホワイトオーガ】其の4~5_膝当て&足(クツの部分)
■主な改修箇所を殴り書き【其の4】膝当て
劇中のJ型には膝当ての側面に三角形のディテールが確認できます。
留め金具なのかな?
よく分かりませんが、当然このキットにはありません。
またMG等のように膝当てが可動しないので、雰囲気を出すために少しでもディテールを追加します。
本当はデカールや筋彫りが良いのかもしれませんが、【取り付け感】【部品感】を出したかったので、デカールに近い薄さまで削り貼り付けました。
墨入れをしたら雰囲気が出そうです。
■主な改修箇所を殴り書き【其の5】足(クツの部分)
脚部は腕部と同じように筋彫りをしておきます。
次に【J型】は重力下での活動を目的としているので、足裏にはバーニアが無く、地面を捉えやすい形状に変更されています。
本キットは【F型】のようなので、
こんな感じに噴射口があります。
MGシリーズなどで見られるJ型は、足裏が【筋彫り】されていますが劇中では・・・
私には、地面をグリップするための突起のように見えるので厚みを持たせたいと思います。
だからと言って突起が厚すぎる(凹凸が大きすぎる)のも実機からかけ離れるので、鉄板1~2枚分(1/144で0.2~0.4mm)程度厚くする感じです。
いきなりウェザリング後の画像ですが、こんな感じになりました。
クツの中には【ネオジム磁石】をセッティング!
タワーPCの上に自立させられるので、限りあるアクションベースを圧迫せずに済みます。
MGシリーズのように、足甲部分の可動域を追加するのは私には無理っぽいので、筋彫りして形状だけを真似ています。
F型とJ型の大きな違いなので、ここは見た目だけでも似せなければ・・・。
やっぱり「プラモ」は楽しい!
【HGUC ホワイトオーガ】其の3_腕回り&自作デカール
■主な改修箇所を殴り書き【其の3】右腕(盾など)&自作デカール
【F型】と【J型】で見た目には差異ありません。
各作品でモビルスーツがアップになった時、ディテールが確認できることがあります。
私はそれを参考にすることが多いのですが、どうしても「あるのは分かるけどハッキリ見えない」時はMGを参考にします。
なので、MGなどで見られる筋彫りを腕の付け根に追加します。
これは塗装後にアップするとして・・・。(撮り忘れました・・・。)
左肩スパイクは、ビルダーズパーツなんかを使うと映えるんですが、だいたい筋彫りで仕上げています。
スパイクの付け根は「アーマーに垂直」、スパイクは「円錐面に垂直」で掘ります。
微々たることかもしれませんが、ショルダーアーマーに「スパイクより大きめの取り付け箇所」があり、
「スパイクは2つに分かれている」場合の「筋(彫り)」っぽく見えるんじゃぁないでしょうか?
まだスパイク付け根だけですが・・・。墨を入れないとよく分かりませんね・・・。
話は変わって、ホワイトオーガのシールドには大きい特徴的な【トカゲ】と【441】が描かれています。
頭にも小さく描かれていますし、胸にはジオン・エンブレム。
今回は【ELECOM タトゥシール】でデカールを作っちゃます。
【画像】
A4サイズで厚さ0.21mmの物が2枚入って、価格は近所のヤマダ電機で1,200円くらい。
ポイントも付くし、いつもヤマダ電機にはお世話になってます。
ちなみに、機体が白いので【クリアタイプ】を使ってみます。
いろんなサイトでインクジェットプリンターで自作デカールを作る方法が掲載されています。
私はレーザープリンターを持っていないので、ハイキューパーツやウェーブの商品が使えません。
エーワン商品は厚みが0.4mm程あり、糊が目立つとのレビューがあったため却下。
オリデカ商品は、印刷後クリアコートを自分でしなければならない。(推奨する同社販売のコーティング剤もありますが・・・)
どの商品も一長一短と言うことで、以外と評判の良かった【ELECOM タトゥシール】を使ってみます。
印刷用紙+粘着用紙が1セットのデカール(タトゥシール)シートです。
どれくらいのコスパか楽しみです!
まず印刷用紙A4サイズを4等分(A6サイズ)にします。
次に粘着フィルムも同サイズに切り分けておきます。
これでA6サイズが8枚! 1枚150円です。
本画はネットで拾って、GIMP等で画像の解像度や色合い、サイズ等を調整して印刷してみます。
インクジェットプリンターが古いので鮮明さに欠けますが、それなりに綺麗です。
ホワイトオーガは戦闘ダメージが随所に見られる機体なので逆に良いかも・・・。
印刷後、印刷面に触れないよう、ホコリが付かないよう30分ほど放置。
印刷面に粘着シートを重ねるように・・・慎重に・・・空気が入らないよう貼り付けます。
粘着シート面を、先の丸い固めの棒なんかで擦って印刷シートに圧着して完成!
【その後ホワイトオーガ制作に使用した際の感想】
使用感は、
「粘着力が高すぎて、1度貼ると微調整できない」
「軟化剤等を使用すると、デカールが溶解する」
「デカールの切断面から粘着シートの糊が少し出ることがある」
「印刷箇所をギリギリで切り出すと、トップコート時に印刷したインクが侵食されることがある」
などはありますが、使い勝手も良く、私は大満足です。
何度か試しながら、デカールはギリギリまではカットしないようにして、
トップコートは薄めに吹き付けて、乾燥を繰り返しながら重ねていきました。
おかげでデカールを侵食せずに済みました。
ちなみに他サイトでも掲載されている情報ですが、インクジェット用自作デカール商品に見られる欠点は、
1.【インクジェットは白が印刷できない】(これは仕方がない・・・)
2.【濃い色の上にクリアシートで制作したデカールを張ると下色が透けてデカールが分からなくなる】
3.【固い・厚い・微調整できない・剥がし難い】
など等の意見も多々あります。
1と2は、ホワイトタイプを使えば解消!
3は、マークフィッターなどの軟化剤等を使用すれば何とかなります。(今回の商品はダメですが剥がすことはできます)
剥がし難い場合も同様に解決できると思います。
あとは貼付け作業とトップコートを平坦化して終了です。
自作デカールをインクジェットで作れるって良いですね。
【ELECOM タトゥシール】以外で色々試行しているサイトもあるので、今後試したいと思います。